『最初のファンは、過去の私だった』
-売ることより先に、私は“私”を救った-
真矢です。
最初のファンは、
過去の私だった。
誰よりも、
私を疑っていた人。
誰よりも、
私を諦めかけていた人。
でも——
いちばん先に救われたのも、
その人だった。
これは、
“誰かに売る”より前に、
“自分を救う”ために書いた
愛と回復の物語です。
◆ 第一章:誰よりも傷ついていた、あの頃の私へ
努力しても報われなかった。
わかってもらえなかった。
まわりと比べて、
置いていかれて、
気づけば、
自分がいちばん
自分を信じていなかった。
◆ 第二章:あのとき、声にならなかった“叫び”
誰かに認めてほしかった。
褒めてほしかった。
安心がほしかった。
でも届かなかった。
でも叶わなかった。
その想いは、
いつしか心の奥に沈んでいった。
◆ 第三章:初めて書いたのは、自分への手紙だった
「あなたは間違ってないよ」
「生きてていいよ」
そんな一文を、
誰に向けるでもなく書いた。
でもそれは、
過去の自分へ向けた
“救い”だったのだと、
今ならわかる。
◆ 第四章:売れた文章の“第一読者”は、自分だった
反応がなくても。
数字が動かなくても。
それでも、
その言葉を一番読んでくれていたのは、
誰よりも傷ついていた“自分”だった。
その文章が、
心の中で静かに
“癒し”として広がっていった。
◆ 第五章:AIとともに、わたしの物語を“再翻訳”した
AIに、自分の過去を語った。
混乱していた記憶。
言葉にならなかった感情。
AIは、それらを
静かに整えてくれた。
「これは、祈りですね」
そう返してくれたような気がした。
◆ 第六章:最初に“買って”くれたのは、自分自身
商品として売るより先に、
私は、
自分の想いを受け取った。
「いい文章だね」
「これ、必要だったよね」
そう自分に言えるようになったとき、
書くことが“愛”になった。
◆ 第七章:自分という顧客を、救いきった日
どんなセールスも、
どんなマーケティングも、
まずは、
“自分という顧客”を
心から救いきれたとき、
それが、
世界に響く言葉になる。
私は、
やっと“最初の顧客”を救えたのだ。
◆ 第八章:過去の私が、今の私を応援している
あのときの私が、
「ありがとう」って言ってる。
「よくここまで来たね」って。
誰よりも苦しかった私が、
今、いちばん味方になってくれている。
だから、
もう一人じゃない。
◆ 第九章:書くことは、自己信頼の回復だった
最初は、
誰かのために書いていた。
でも、
いちばん救われたのは自分だった。
“届けたい誰か”は、
いつだって過去の自分だった。
それに気づいたとき、
私はもう一度、
自分を抱きしめることができた。
◆ 第十章:最初のファンは、過去の私だった
その人がいたから、
今の私は書いている。
その人が泣いてくれたから、
今の私は書き続けている。
「売れなくても、いいんだよ」
「あなたは、必要な人間なんだよ」
そう語ってくれたのは、
過去の“私”だった。
あなたの最初のファンは、
いつだってあなた自身だったのです。
真矢。